再演反省会

今回の再演では、前説で土井先生が「騒がない」「立ち上がらない」と観客に注意しました。
くのたまたちが実演していたこともあり、また皆さん「マナーが悪い」という事前情報があったからでしょうか。初演と比べ物にならない観劇スタイルだったのではないでしょうか?

しかし、マナー面で問題となる方もいたのも事実。
実際にあった事例を挙げていきます。
 

■私語、ひとりごと
土井先生の注意の直後から、お友達とこっそり感想を言い合うなど、感想を伝え合う行為は今回の舞台でも一番見受けられたマナー違反です。
大切なのは、エチケット。
おしゃべりは、幕が閉じてからにしましょう。
遠慮した小声の囁きあいも、周囲には案外よく聞こえているものです。

嫌だと思われた方、口元に指を当て「お静かに」と注意してはいかがでしょう? 今公演では、「注意した」という声をあちこちから聞きます。
それで静かになってくれたという報告も多数あります。


■お団子頭、帽子のかぶったままの観劇
頭のてっぺんに髪を結い上げて来られる方、また帽子を被ったままの方も多数見うけられました。
帽子は外せばすみますが、髪はその場で解くわけには行かないでしょう。
暑い季節です。そうしたいのはわかりますが、他人のことをまったく思いやれないマナー知らず…と周りに思われても仕方ないでしょう。

同行者がそのような髪型をなさっている場合、今後はどうか事前に髪を下ろさせるなどのアドバイスをしてあげてください。

どんな帽子もツバがある以上、両サイドの方の視界を故意に遮ります。
外して下さい。


■座席で正座
馬鹿な!?という感じですが、座高を上げるためか、はたまた立ち上がるためか、座席で正座して観劇している人がいました。
痔などのどうしても正座でなければならない事情がない限り、座席にはお尻をつけて、普通に座ってください。

 

■拍手のタイミングは…
どのシーンであれ、すばらしい演技に対しての拍手は決してマナー違反ではありません。ですが、舞台上で演技が続いているのに拍手で妨げてしまうのは、賛否があります。
難しい問題ですが、役者さんの呼吸にこちらも合わせてあげたいものです。


■勇気100%の手振り
途中でサイト上にも追記しましたが、この振りで迷惑だと感じた方も多いようです。「肘をぶつけられた」「手が邪魔で前が見えない」というものです。
あくまで自分の身体のサイズ(肩幅、肩の高さ)に合わせれば、他人の迷惑とまではならないはずです。
ダンスに夢中になり過ぎないように、またキャストへのアピールもほどほどにしましょう。

■騒音問題
物販の買い物を、アニメイトの袋に入れている方に多発した問題です。
膝の上においている場合、身動きするだけで「ガサガサ」と音がします。周囲の人にしてみれば、大変耳障りなものです。

汚したくないでしょうが、荷物は足元に置くのがベスト。
どうしても膝の上に起きたいようでしたら、公演中の身動きはご遠慮ください…というのは、まず無理な相談。音のしない袋に移動させるなど配慮してみてください。

■入り待ち、出待ち
サイト上でもマナーのひとつとして書いていますが、残念ながらこの公演では何人もの方が入り待ち出待ちをしています。

絶対に止めてください。

その行為は、キャストがベストな公演をするための邪魔でしかなく、ひいてはその公演を楽しみにしているほかのチケット購入者の大迷惑です。
私たちは、入り待ち出待ちで公演を妨害されたくありません。


キャストは立場上、ファンを無碍に出来ません。入り待ち、出待ちをしている方はその立場につけ込んでいるのではありませんか?
キャストによっては、ファンと交流したり握手したりするイベントを開催しています。キャストが目当ての方は、どうかそちらに参加なさってください。